私たちの夢は みなさまが笑顔になること、合言葉は「ユマニチュード」
私たちは ユマニチュードに取り組んでいます
ユマニチュードを学ぶことにより、認知症の方だけでなく
すべてのことに通じるものがあることに気づきました。
人とは何かを見つめ直し、優しくなれる勉強だと思っています。
ユマニチュードへの取り組みへのきっかけ
平成25年9月 NHKの番組で 「フランス発 魔法のような認知症ケア ユマニチュード」に出会いました。
魔法のような認知症ケアだと感動する職員もいれば、なるほど〜っていう程度の反応のものもいました。認知症研修を受けた人たちは、「声をかけてケアをしてますよ、認知症介護の基本ですよね」という思いだったと思います。
でも、「お茶を飲みましょうね」と言った時には お茶が口の前まで運ばれていることに気づき、言葉を発することが困難な方に、手を握り話しかけると 微笑んで手を握り返してくれる感動をあらためて感じ始めた時、平成26年1月11・12日、全日本病院協会主催の「病院職員のための認知症研修会」が開催されることを知りました。私を含め6名で参加し、直接 イヴ・ジネスト先生の研修を受けることができたことは、当法人がユマニチュードを取り組むことを予感していたような運命的な体験となりました。
その研修会の後、クローズアップ現代やNHKスペシャル、報道特集などにその様子が放送されましたが、2日間の研修で得た感動や体験、「人とは何かの哲学」や 医療人だからこそ気づかず陥りやすい落とし穴があることなど ユマニチュードの深い部分は短時間の番組中では、伝わりきれていないと感じました。
そこで、この研修で学んだ私たちは 学んだ感動を伝え 職員みんなと一緒に「ユマニチュード」を学んでいきたいと取り組んでいます。みなさまの笑顔が見たいから。